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身近なデジタル機器の衛生を考えるコラム
毎日触るスマートフォンは汚れやすい機器として知られています。しかし、ゲームをする方にとって、さらに見落としやすいのがコントローラーです。長時間握り続けるうえ、汗や皮脂、手についた食べ物の油分などが、ボタンやスティックの隙間へ入り込みます。スマホの画面は時々拭いていても、コントローラーは何か月も掃除していないという方も多いのではないでしょうか。今回は、コントローラーが汚れやすい理由と、安全に掃除する方法について詳しく解説します。
この記事の結論
スマホとゲームコントローラーのどちらが必ず汚いかは、使用時間や掃除頻度によって変わります。ただし、コントローラーは長時間手で握り、複雑な凹凸や隙間が多いため、汗、皮脂、ほこり、食べかすなどが蓄積しやすい機器です。スマホだけを定期的に拭き、コントローラーをほとんど掃除していない場合は、コントローラーのほうが汚れている可能性があります。
「スマホは便座より汚い」といった表現を目にすることがありますが、身近な機器の汚れは、使う人、使用場所、清掃頻度によって大きく変わります。
同じ条件でスマホとゲームコントローラーを比較した検査結果がなければ、どちらが必ず汚いと断定することはできません。
しかし、コントローラーが汚れやすい条件を多く備えていることは確かです。ゲーム中は両手で長時間握り続け、指先でボタンやスティックを何度も操作します。緊張する場面や夏場には手汗も増えやすくなります。
さらに、スマホの画面は目立つ指紋を拭く方が多い一方、コントローラーは見た目に大きな汚れがない限り、ほとんど掃除されないことがあります。
スマホを毎日拭いている人でも、ゲームコントローラーは購入してから一度も清掃していないというケースは珍しくありません。このような使い方であれば、コントローラーのほうに多くの汚れが蓄積していても不思議ではありません。
スマホは机に置いたり、片手で短時間操作したりすることがあります。対してゲームコントローラーは、一度ゲームを始めると数十分から数時間、両手で握り続けることがあります。
手のひらや指先から出る汗や皮脂は、少しずつ本体表面へ移ります。使用直後は目立たなくても、繰り返し使うことで薄い汚れが何層にも重なります。
スマホの画面は平らなため、柔らかい布で比較的簡単に拭けます。しかし、コントローラーにはボタン、十字キー、アナログスティック、トリガー、接合部分など、多くの凹凸があります。
表面を軽く拭くだけでは、ボタンの縁やスティックの根元まで十分に掃除できません。取り除けなかった汚れが隙間へ押し込まれることもあります。
お菓子や軽食を食べながらゲームをする方もいるでしょう。指についた油分、調味料、細かな食べかすがボタンへ付着すると、皮脂やほこりと混ざって粘りのある汚れになります。
糖分を含む飲み物をこぼした場合はさらに注意が必要です。乾いた後も内部にべたつきが残り、ボタンが戻りにくくなることがあります。
据え置き型ゲーム機のコントローラーは、家族や友人と共有することがあります。複数の人が触れば、それぞれの手についていた汗、皮脂、化粧品、ハンドクリームなどが表面へ移ります。
ゲーム終了後にコントローラーを床、ソファ、ベッド、カーペットの上へ置いていませんか。布製品や床の近くは、髪の毛、ほこり、ペットの毛などが付着しやすい場所です。
充電ケーブルを接続したまま床へ置くと、掃除機や足に引っ掛かり、落下や端子破損の原因にもなります。
| 場所 | たまりやすい汚れ |
|---|---|
| アナログスティックの根元 | 皮脂、手あか、ほこり、摩耗したゴムの粉 |
| 各ボタンの縁 | 食べかす、皮脂、繊維くず |
| 十字キー周辺 | 指先の皮脂、ほこり、細かなごみ |
| トリガーや背面ボタン | 手汗、指紋、べたつき |
| 本体の合わせ目 | ほこり、手あか、細かな繊維 |
| 充電端子 | ほこり、糸くず、端子周辺の汚れ |
| グリップ部分 | 汗、皮脂、ハンドクリーム |
特に汚れを確認しやすいのは、本体の合わせ目やアナログスティックの根元です。明るい場所で確認すると、黒や灰色の線状の汚れが付着していることがあります。
これは一日で付着したものではなく、汗、皮脂、ほこりなどが長期間積み重なった可能性があります。
スマホとコントローラーは、どちらも手で触る機器ですが、汚れがたまりやすい場所には違いがあります。
| 比較項目 | スマホ | コントローラー |
|---|---|---|
| 主な接触部分 | 画面、背面、側面 | グリップ、ボタン、スティック |
| 形状 | 比較的平ら | 凹凸や隙間が多い |
| 使用場所 | 屋内外を問わず持ち歩く | 主に室内だが床やソファに置かれやすい |
| 掃除頻度 | 画面の指紋を拭く人が多い | 不具合が出るまで掃除しないことがある |
| 汚れの特徴 | 指紋や皮脂が表面に広がる | 隙間へ汚れが固まって残りやすい |
スマホはトイレ、電車、店舗などさまざまな場所へ持ち歩くため、外部環境に触れる機会が多い機器です。一方、コントローラーは持ち歩く機会が少なくても、長時間握られ、掃除されにくいという特徴があります。
つまり、スマホには広い範囲へ薄く汚れが付着し、コントローラーには狭い隙間へ濃い汚れが蓄積するという違いが考えられます。
コントローラーの清掃は、見た目や衛生面だけの問題ではありません。隙間へ入り込んだ汚れが、操作不良の原因になることがあります。
飲み物や食べ物の汚れがボタン周辺へ入ると、押した後の戻りが遅くなったり、押しっぱなしのような状態になったりすることがあります。
アナログスティックの根元に皮脂やほこりが蓄積すると、操作したときにざらつきや引っ掛かりを感じる場合があります。
充電端子へほこりや糸くずが入り込むと、ケーブルが奥まで入らない、角度によって充電が途切れるといった症状につながることがあります。
汗や皮脂が蓄積すると、表面がべたついて操作しにくくなります。素材の経年劣化によって表面が変質している場合は、清掃だけでは改善しないこともあります。
飲み物をこぼした直後は正常でも、内部に残った水分や糖分によって、時間がたってからボタン不良や基板腐食が発生することがあります。
掃除を始める前に、使用しているゲーム機メーカーの取扱説明書や公式サポートを確認してください。機種や素材によって、使用できる清掃用品が異なる場合があります。
コントローラーの電源を切り、ゲーム機やパソコンとの有線接続を外します。交換式電池を使用している機種は、可能であれば電池を取り外します。
最初から液体を使わず、乾いた柔らかい布で表面のほこりや皮脂を取り除きます。強くこすると、表面加工や印字を傷める可能性があります。
メーカーが認めている場合は、濃度70%以下のイソプロピルアルコールなどを、柔らかく糸くずの出にくい布へ少量付けて拭きます。
液体をコントローラーへ直接吹きかけないでください。布は濡れている状態ではなく、軽く湿っている程度にします。
ボタン、十字キー、アナログスティックの周辺は、布の角や柔らかい綿棒などを使って優しく掃除します。
汚れを奥へ押し込まないようにし、細い金属工具や鋭い物は使用しないでください。
清掃後は、表面と隙間が完全に乾いてから電源を入れます。ドライヤーの熱風や暖房器具で急速に乾かす必要はありません。
ボタン、スティック、トリガー、充電などが正常に動作するか確認します。掃除後に異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。
除菌スプレーやクリーナーを直接吹きかけると、ボタンやスティックの隙間から内部へ液体が入り込む可能性があります。
一般的なゲームコントローラーは丸洗いできません。外側だけに見えても、ボタンの隙間や充電端子から水分が入ります。
アルコールを多量に使用すると、印字、塗装、ゴム、樹脂部分を傷める場合があります。使用できる濃度や部分はメーカー案内に従いましょう。
細い道具で汚れをかき出そうとすると、内部の部品や接点を傷付ける可能性があります。折れた先端が内部へ残る危険もあります。
強い圧力を近距離から当てると、汚れを内部へ押し込んだり、部品へ負担をかけたりする可能性があります。
表面が乾いて見えても、隙間に水分が残っている場合があります。十分に乾燥させてから使用しましょう。
ゲームをする際、コントローラーだけでなくスマホも同時に触る方は多いでしょう。攻略情報を見る、ボイスチャットを使う、メッセージへ返信する、ゲーム画面を撮影するなど、交互に操作する場面があります。
片方だけをきれいにしても、もう一方へ触れれば手を介して汚れが移ります。ゲーム周辺機器を掃除する日は、スマホやタブレットもまとめて清掃するのがおすすめです。
スマホは電源を切り、充電ケーブルを外した状態で、メーカーの案内に従って柔らかい布で拭きます。充電口、スピーカー、マイク穴などへ液体を入れないよう注意してください。
ケースを使用している場合は、スマホ本体だけでなく、ケースの内側も確認しましょう。本体とケースの間に、ほこり、砂、皮脂がたまっていることがあります。
ただし、ケースは素材によって洗浄方法が異なります。革製品、布製品、特殊な表面加工があるケースへアルコールを使用すると、変色や劣化の原因になる場合があります。
汚れが固まってから大掃除をするより、日常的に軽く拭くほうが、機器への負担を抑えながら清潔な状態を保ちやすくなります。
使用後に数十秒拭くだけでも、皮脂や汗が固着するのを防ぎやすくなります。特に夏場や長時間ゲームをした後は、本体のグリップ部分を確認しましょう。
コントローラーへカバーを付ける方法もありますが、カバーの内側にも汗やほこりが入り込むことがあります。カバーを付けているから掃除が不要になるわけではありません。
ボタンが反応しない、勝手に入力される、スティックが中央へ戻らないといった症状があると、「汚れているだけではないか」と考える方もいます。
外側の汚れが原因で動きが悪くなる場合はありますが、すべての不具合が清掃で改善するわけではありません。
アナログスティック内部の部品は、操作を繰り返すことで摩耗します。落下によって内部部品がずれたり、飲み物による腐食が進んだりすることもあります。
また、接続不良がある場合は、コントローラー本体ではなく、ゲーム機、パソコン、充電ケーブル、Bluetooth設定、ソフトウェアなどが原因の可能性もあります。
清掃後も症状が続く場合は、無理に分解せず、メーカーサポートや修理店へ相談しましょう。自己分解によってケーブルや基板を傷付けると、本来修理できた端末が直せなくなることもあります。
スマホとゲームコントローラーのどちらが汚いかは、使用場所、使用時間、共有人数、掃除頻度などによって変わります。そのため、「コントローラーは必ずスマホより汚い」と断定することはできません。
しかし、コントローラーは両手で長時間握り続けるうえ、ボタン、アナログスティック、本体の合わせ目など、汚れが入り込みやすい隙間が多い機器です。
さらに、ゲーム中の手汗、皮脂、食べかす、飲み物、床やソファのほこりなどが付着する一方、スマホほど頻繁に拭かれない傾向があります。
スマホの画面を毎日掃除していても、コントローラーを何か月、何年も掃除していなければ、コントローラーのほうに多くの汚れが蓄積している可能性があります。
掃除するときは電源を切り、ケーブルや電池を外したうえで、メーカーが案内する方法に従ってください。液体を直接吹きかけたり、水洗いしたり、細い金属工具を隙間へ入れたりするのは避けましょう。
普段からゲーム前に手を洗い、使用後に柔らかい布で軽く拭くだけでも、汚れの蓄積を抑えられます。スマホ、コントローラー、ケース、充電スタンドなど、日常的に触れる機器をまとめて見直してみましょう。
製品や除菌シートの成分によって異なります。表面加工や印字を傷める可能性があるため、使用しているコントローラーのメーカーが案内する清掃方法を確認してください。
直接吹きかけるのは避けてください。使用が認められている場合でも、柔らかい布へ少量付け、液体がボタンや端子の隙間へ入らないように拭きます。
先端が内部へ入り込んだり、折れて残ったりする可能性があります。無理に差し込まず、柔らかい布や綿棒など、メーカーが認める方法で表面を清掃してください。
表面に付いた皮脂や食べ物の汚れが原因であれば改善する可能性があります。ただし、内部へ液体が入っている場合や素材自体が劣化している場合は、修理や部品交換が必要です。
スマホの充電口は内部端子を傷付けやすいため、コントローラーの表面清掃と同じ感覚で作業しないでください。金属工具や液体を使わず、不安な場合は修理店へ相談しましょう。
ボタンが押しっぱなしになる、スティックが勝手に動く、充電が安定しない、端末が異常に熱くなるといった症状は、表面の汚れだけでなく、内部部品の摩耗や接触不良が原因の場合があります。
リペアフォース町田店では、スマートフォンやタブレットを中心に、各種デジタル機器の不具合についてご相談を承っています。対応可否は機種や症状によって異なりますので、端末をお持ちのうえお気軽にお問い合わせください。
| 店舗名 | リペアフォース町田店 |
|---|---|
| 住所 | 〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内 |
| アクセス | JR町田駅・小田急町田駅から徒歩4分 |
| 営業時間 | 9:00~18:00(最終受付17:30) |
| 定休日 | 水曜日(臨時休業あり) |
| 電話番号 | 050-3092-0036 |
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