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撥水と防水の違いを知っていますか?


2026/05/16
撥水と防水の違いを知っていますか?

撥水と防水の違いを知っていますか?

水を弾く力と、水の侵入を防ぐ力はまったく別物です

結論から言うと、撥水は「水を表面で弾くこと」、防水は「水が内部に入りにくい構造になっていること」です。

スマホのガラスコーティングを検討している方から、「コーティングをすれば防水になりますか?」と聞かれることがあります。ガラスコーティングには水滴や汗を弾きやすくする効果が期待できますが、スマホ本体を完全に水没から守るものではありません。ここを正しく理解しておくことで、夏場の汗、雨、キッチン、お風呂場まわりでのスマホトラブルを防ぎやすくなります。

撥水とは何か

撥水とは、表面についた水を弾きやすくする性質のことです。たとえば、車のフロントガラスに水滴が丸く乗る状態、レインウェアの表面で雨粒が転がる状態、スマホ画面についた水分がベタっと広がらずに水玉のようになる状態が、撥水のイメージです。

撥水のポイントは、水がついても表面に広がりにくいという点です。水分が玉状になれば、布で軽く拭き取りやすくなり、皮脂や汗によるベタつきも感じにくくなります。スマホの画面で考えると、指紋汚れや汗が残りにくく、操作時の引っかかりが減ることがあります。

✅ 撥水のメリット

  • 水滴が広がりにくく、拭き取りやすい
  • 汗や皮脂によるベタつきを軽減しやすい
  • 画面の見た目をきれいに保ちやすい
  • 日常的なお手入れがしやすくなる

ただし、撥水はあくまで表面の性質です。水を弾くからといって、スマホ内部に水が絶対に入らないという意味ではありません。ここが防水との大きな違いです。

防水とは何か

防水とは、水が内部に入りにくい構造や性能を指します。スマホの場合、画面とフレームのすき間、ボタンまわり、スピーカー穴、充電口、SIMトレーなど、さまざまな部分から水分が侵入する可能性があります。防水性能を持つスマホは、こうした部分にパッキンや接着、防水設計を施すことで、水の侵入を抑えています。

ただし、防水スマホであっても「完全に水に強い」という意味ではありません。経年劣化、落下によるフレームの歪み、画面浮き、バッテリー膨張、修理歴、充電口の摩耗などによって、防水性能は低下する可能性があります。新品時は水に強かったスマホでも、数年使用した端末では注意が必要です。

⚠️ 防水性能は永久ではありません

スマホの防水性能は、本体の状態に大きく左右されます。画面にヒビがある、背面ガラスが割れている、フレームが曲がっている、修理後に防水テープが弱くなっている場合などは、水分が入りやすくなることがあります。

つまり、防水とは「内部への侵入を防ぐ設計」であり、撥水とは「表面で水を弾く性質」です。似ているようで、守っている場所が違うのです。

撥水と防水の違いを表で比較

撥水と防水は、どちらも水に関係する言葉ですが、役割は大きく異なります。スマホを守るうえでは、この違いを知っておくことがとても大切です。

項目 撥水 防水
意味 表面で水を弾く性質 内部に水が入りにくい構造や性能
守る場所 画面や背面などの表面 本体内部、基板、端子まわり
主な効果 水滴や汗を拭き取りやすくする 水の侵入リスクを下げる
注意点 水没を防ぐものではない 劣化や破損で性能が落ちる
ガラスコーティングとの関係 撥水性・防汚性の向上が期待できる 本体を完全防水にするものではない

この表からもわかる通り、ガラスコーティングは「防水加工」というより、スマホ表面をきれいに保ち、水滴や汚れを扱いやすくするための保護方法と考えるのが正しいです。

スマホで勘違いされやすいポイント

スマホに関して特に多い勘違いが、「水を弾くなら水没しても大丈夫」という考え方です。たしかに、ガラスコーティングをした画面に水滴がつくと、コロコロと水が弾かれるように見えます。その見た目から、防水性能まで上がったように感じる方もいます。

しかし、スマホの故障で問題になるのは、表面についた水だけではありません。充電口、スピーカー、マイク穴、ボタンのすき間、画面とフレームの境目などから水分が内部へ入ることが大きなリスクです。画面表面が水を弾いていても、端末のすき間から水が入れば、基板やバッテリー、カメラ、Face ID、スピーカーなどに影響が出る可能性があります。

⚠️ お風呂・キッチン・海・プールは要注意

防水表記のあるスマホでも、温水、石けん、洗剤、塩分、砂、湿気には注意が必要です。特にお風呂場は湯気による湿気が多く、内部で結露のような状態になることもあります。

また、「防水スマホだから修理後も同じように防水」と思い込むのも危険です。修理の内容や端末の状態によっては、防水性能が新品時と同等に保てない場合があります。水まわりで使う習慣がある方ほど、定期的に端末の状態を確認しておくことが大切です。

ガラスコーティングでできること

ガラスコーティングは、スマホの表面に薄いガラス質の膜を形成し、画面や背面を保護する施工です。フィルムのように貼るタイプではないため、ラウンド部分やカメラレンズまわり、背面などにも対応しやすいのが特徴です。

ガラスコーティングで期待できるのは、主にキズ予防、指紋や皮脂汚れの軽減、撥水性、防汚性、操作感の向上です。夏場の汗、通勤中の湿気、ジムでの使用、外出先での急な雨など、日常のちょっとした水分や汚れに対して、スマホを扱いやすい状態に保ちやすくなります。

ガラスコーティングが向いている人

  • 画面の指紋やベタつきが気になる人
  • フィルムの端が浮くのが苦手な人
  • ケースを薄くしてスマホの見た目を活かしたい人
  • カメラレンズや背面まで保護したい人
  • スマホをきれいな状態で長く使いたい人

一方で、ガラスコーティングだけで落下の衝撃を完全に防いだり、水没を完全に防いだりすることはできません。強い衝撃や深いキズ、長時間の水没、端末内部への水分侵入には限界があります。だからこそ、ケースや丁寧な使い方と組み合わせることが重要です。

✅ コーティングは「毎日の扱いやすさ」を上げる保護

ガラスコーティングは、スマホを無敵にするものではありません。しかし、画面のさらさら感、汚れの拭き取りやすさ、見た目の清潔感を保ちたい方には、とても相性のよい保護方法です。

水まわりでスマホを使うときの注意点

撥水と防水の違いを理解したうえで、スマホを水まわりで使うときは次の点に注意しましょう。特に夏場は、汗、雨、湿気、海、プール、アウトドアなど、水分に触れる機会が増えます。

  • 濡れた手で充電ケーブルを挿さない
  • お風呂場に長時間スマホを持ち込まない
  • 水滴がついたら早めに乾いた布で拭く
  • 充電口やスピーカー穴に水が入ったら無理に充電しない
  • 海やプールのあとに放置しない
  • 画面割れや背面割れがある端末を水まわりで使わない

水分がついた状態で充電すると、端子の腐食やショートの原因になることがあります。また、濡れた端末をドライヤーの熱風で乾かすのもおすすめできません。高温によってバッテリーや内部部品に負担がかかる場合があります。

⚠️ 水没かもと思ったら電源を入れ直さない

スマホが濡れたあとに電源が落ちた場合、何度も電源を入れ直したり、充電したりするのは避けましょう。内部に水分が残っている状態で通電すると、故障が広がる可能性があります。

ガラスコーティングをしていても、水まわりでは慎重に扱うことが大切です。撥水性は日常の快適さを高めるもの、防水性は端末構造の話。この2つを混同しないことが、スマホを長く使うための第一歩です。

まとめ:撥水は表面、防水は内部を守る考え方

撥水と防水は、似ているようで役割が違います。撥水は水を表面で弾き、汚れや水滴を拭き取りやすくする性質です。一方、防水は水が内部に入りにくい構造や性能のことです。

ガラスコーティングは、スマホ表面の撥水性や防汚性を高め、汗や皮脂、軽い水滴によるストレスを減らすのに役立ちます。しかし、スマホ本体を完全防水にするものではありません。だからこそ、「コーティングしているから水に濡れても大丈夫」と過信せず、日常の使い方にも気を配ることが大切です。

画面のベタつきが気になる方、スマホを清潔に使いたい方、フィルムが苦手な方、背面やカメラレンズまで自然に守りたい方は、ガラスコーティングを検討してみてください。見た目を損なわず、毎日のスマホ操作をより快適にしやすい保護方法です。

スマホの撥水・汚れ対策ならご相談ください

リペアフォース秋葉原店では、スマホのガラスコーティング施工を承っています。画面だけでなく、背面やカメラレンズの保護もお気軽にご相談ください。

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